当塾最初のブログ投稿は、
1:私の算数に対する思い
2:塾を通して子供達に伝えたいこと
について書いていきたいと思います。
算数に対する思い
私は、小学5年生まで算数が大嫌いでした。
特に小学1〜4年生までの授業は、足し算、引き算、掛け算、割り算の反復練習。
宿題なんてドリル,ドリルの連続で、これがまた微妙に筆算しなければ解けない問題。
やればできる、でも面倒くさいし、なんと言ってもつまらない。。。
私は親に叱られ、先生に叱られ、やっとの思いで宿題をやっていました。
私の母は厳しかったので、ほとんど恐怖の中で宿題をやっていたものです。笑
そんな私が小学5年生の時、算数の少人数教室の授業で、先生が用意したプリントをリレー式でどんどん解いていく授業がありました。
内心「面倒で詰まらない」と思っていました。笑
先生ごめんなさい、、、
いざ始まると、周りの同級生達は黙々と鉛筆を走らせているではありませんか!
負けず嫌いだった私は、慌ててプリントと睨めっこ!
「あれ?なんか簡単にできそうじゃない?」
プリントの内容は割合や比、時間計算等の文章問題でしたが、簡単にできそうでした。
授業で習った方法と違う気がしながらも、感覚のままに問題を解いてみると、なんと先生にプリントを提出したのは私が一番!!
解答は全部○が付き、高揚感と優越感にどっぷり浸ったのを今でも鮮明に覚えています。
これが私の中で算数革命が起きた瞬間です。
それ以来、中学、高校と進学してからも、数学だけはずっっと好きでした。
学生時代に算数、数学に向き合ってきたおかげで、公務員試験も難なく合格し、社会人になってから勉強した資産形成は楽しく学ぶことが出来ました!
算数が嫌いな時期も、好きになった瞬間も、大人になって役に立った事も経験してきた私だからこそ、算数が嫌いな子の気持ちもよく分かりますし、嫌いな程ハマる時はどっぷりハマる事も知っています。
学校の先生は、授業以外にやることもたくさんあるし、1人で数十人の生徒全員に足並みを揃えることは到底難しいと思います。
私が算数・数学を大好きな理由は
面白いし、役に立つ!
たったこれだけです。
これが私の算数・数学への思い全てです。
塾を通して子ども達に伝えたいこと
私は算数を好きになって欲しいので、授業にかける時間より、楽しい算数の雑談の方が多くなるかもしれません。
今の時代、習い事は当たり前、受験は当たり前という風潮にあります。
ですが、何のために習い事をするのか、何のために受験するのか、明確になっていないまま塾等に通っているお子さんも一定数いるのではないでしょうか。
私も何のために勉強するのか、何のために進学するのか、将来どうしたいのか、勉強が将来何に役立つのか、分からずに勉強していたものです、、、
もし、子供の頃の自分に「勉強の意味」「将来の見通し」について教えてあげられたら楽しく勉強できたのかなと思います。
そして何より、算数、数学の世界は面白いぞ!という事を伝えたくてどうしようもありません。笑
私は、1人でも多くの子ども達に算数の世界の素晴らしさ、面白さを教えてあげたいです。